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新宿校/映像科

映像科

美大で映像を学ぶために、新美ではじめる。

映画、写真、アニメーションなど、映像メディア系の入試は、ファインアートともデザインとも異なる自由な発想が求められます。一般入試であれば感覚テストや小論文、推薦入試であれば映像作品の制作やプレゼンテーションなど、入試は変化し続けています。新美の映像科では、あらゆるタイプの入試対策を行い、毎年高い合格率を上げています。美大で映像を学ぶために、その最初の一歩を新美ではじめましょう。

美大で映像を学ぶ基礎をつくる一年間

映像表現のアウトプットのしかたは多様です。美大の映像メディア系学科はひとつの専門分野を探求する過程で、その周辺にある様々なジャンルに触れることになります。右の図ではその多様な映像表現を3つに分類しています。

○実写映像(カメラで撮影する映像表現)
○アニメーション(描いて作り出す映像表現)

映像科の受験対策は、こうした表現の広がりに触れることで、美術大学で映像を学ぶ基礎をつくる一年間にもなります。

美大映像メディア系の入試 受験対策の"すべて"公開します!

ファインアートともデザインとも違う
映像メディア系学科の入試対策って何をするんだろう?
一般入試から推薦入試まで、志望学科に合格するための様々なプログラムを紹介します!

感覚テスト対策
武蔵野美大映像学科の実技試験「感覚テスト」は与えられたテーマから、絵と文章で魅力的なワンシーンを表現するという問題です。映像作品の原案をかたちにした、シナリオや絵コンテのようなものをイメージするとわかりやすいかもしれません。デッサン的な描写力だけでなく、コンセプトの独自性やレイアウトの面白さなどが求められます。こうした感覚テスト独自の評価基準を知り、繰り返し制作を行うことで、試験で確実に高得点を取る力を身につけます。

ポートフォリオ制作
推薦入試で求められるファイル型の作品集について、構成やデザインを学びます。作品集コンセプトのアドバイスから、それを効果的に伝えるためのレイアウトまで、細やかな指導を行います。

描写力特訓
鉛筆や色鉛筆での描写について学びます。自然な人体のプロポーションやリアリティのある質感表現など、感覚テストの表現の幅を広げるテクニックを身につけます。

映像制作ワークショップ
武蔵野美大や東京造形大の推薦入試では、受験生自身が制作した短編映画、アニメーション、映像インスタレーション、写真作品などを提出することが求められます。映像制作ワークショップではこうした入試で提出する作品制作を念頭に置きながら、撮影や編集といった基本的な映像制作の技術を習得します。さらに作品の上映や展示まで行い、客観的に自分の作品を捉えなおすことで、クオリティアップを目指します。

小論文対策
基本的な文章の構成を身につけた上で、各大学の小論文試験の対策を行います。題材は映像作品のみならず、写真図版、モチーフ、批評文など多岐にわたります。まずは自分の個人的な体験から文章を書いてみることを出発点としながら、発見した視点を論の形に落とし込んでいく方法論を学んでいきます。題材を丁寧に観察することをベースに、ひとつの論旨を組み立てる論理的な思考を養います。

文章表現特訓
物語、シナリオ、エッセイ、詩などの文章表現を通じて魅力的な場面を描き出す文体を体得します。こうした特訓を感覚テストや小論文に活かしていきます。

映像ライブラリー
映像や映画、アートやデザインについての資料を自由に閲覧することができるスペースです。資料は貸し出しも行っており、普段の制作の参考にすることができます。

映像鑑賞ゼミ
映像作品を鑑賞してプレゼンテーションやディスカッションを行う授業です。たとえば武蔵野美大の推薦入試の「構想力テスト」では、映像について自分が持っているアイディアを論理的に伝える力が求められます。映像作品を客観的に鑑賞することで自分の批評的な眼差しを養い、また他の生徒たちと異なる意見を交わすことで、より深く作品を理解できるようになることを目指します。

推薦入試対策・留学生入試対策

各大学の映像系学科では9月~ 12月を中心として推薦入試を実施しています。大学により試験の内容は異なりますが、映像作品の提出や、口頭での構想発表などが必要になります。志望する学科、専攻に応じて個別で対策を行います。また映像メディア系学科を志望する留学生(帰国生含む)についても、同様に対策を行っています。
● プレゼンテーション・面接試験
● グループディスカッション
● 提出作品制作、ポートフォリオ制作、自己推薦調書制作など

映像メディア系入試のポイントを解説

武蔵野美術大学 映像学科 感覚テスト型
━ 2014年度 新宿美術学院 公開コンクール ━

問題
下記の文から想起する状況のイメージ、あるいは出来事のイメージを解答欄に絵と文章で表現しなさい。
「しるしを付ける」(B3画用紙/3時間)

条件
● 解答欄の文字は必ず1マス1字とする。
● 絵と文章を必ず用いること。
● ただし、絵と文章の配置および割合は任意とする。

採点のポイント
武蔵野美大映像学科の入試問題「感覚テスト」では、キーワードから発想した映像的な場面を絵と文章で表現する問題が出題されています。アイディアの独自性と具体性が特に重視され、その発想を支える文章による表現力や、ビジュアル表現での作業の丁寧さが高得点に繋がります。この問題の「しるしを付ける」という文についても、そこにどのように具体的な状況(いつ・どこで・誰が・何を)を設定して表現しているか、さらにその「しるし」が設定した状況や出来事のキーになっているかということが評価のポイントになります。

学生作品講評
この作品では、主人公が父親の本棚から本を抜き取り、そのページの端にドッグイア(栞代わりの折り返し)を見つけ、そこに自分もドッグイアを付けてみるという場面が描かれています。些細な発見でありながら、主人公にとってはドラマティックな体験であり、普段は感じない父親への親近感を感じているという内容です。具体的な状況描写を伴った文章表現、絵と文章のバランスを考慮したビジュアル表現を特に評価しました。

制作者レポート
自分だけの秘密の「しるし」の話を書きたいと思い、親子の密やかな交流をテーマとして書きました。近すぎず遠すぎない居心地の良い距離感を表すため、あえて間接的な交流になるように意識しました。画面を構成する上では、人の温度を感じさせたかったので手を大きく配置しました。全体的に統一感のある画面作りを目指しましたが、色味が単調にならないよう鉛筆や色鉛筆 の使い方に工夫しました。

武蔵野美術大学 映像学科 小論文
━ 2014年度 新宿美術学院 公開コンクール ━

問題
配布された「水準器」をこの場で使用することから、または使用される状況を想定することから、あなたなりの論点を発見して、「○○は○○である」を主題として論じなさい。
(600字以内/2時間)

条件
● 主題をタイトル欄に記入すること。
● 主題の「○○」部分の字数は自由

採点のポイント
武蔵野美大映像学科の「小論文」では、例年工業製品などのモチーフが配布され、そのモチーフの観察から受験生独自の発想を見る問題が出題されています。試験時間の中でのモチーフと身体の関わりから、自分にとっての表現における関心へ発想を展開させることがポイントです。今回のモチーフの水準器は、物体や空間の水平を測定するための道具です。課題文には「この場で使用すること」「使用される状況を想定すること」とありますが、概念としての「水平」ではなく、自分自身の発見をきっかけとして論じる必要があります。論理の一貫性、基本的な文章構成も重視されます。

学生作品講評
水準器を机に置いて水平を確認してみることは、この問題で多くの人が試みることでしょう。ただし、水平であることに視覚的な安定感を見い出すだけでなく、その背後にある「デザインされた物」の成り立ちまでを想像している点が、この小論文の評価出来るポイントです。文章の構成も、①段落で水準器と自分の身体との関わりを述べ、②段落では的確な事例を挙げ、③段落ではその発見を「(造られた)美しさ」として定義しています。全体的に読みやすい文章である点も評価しました。

制作者レポート
水準器をその場で使用して分かった「水平は容易に作ることができない」ということから、水平である構造物が隠し持っている「目に見えない人工的な美しさ」について論を展開しました。全体を三つの段落に分け、具体例を出し、主題に直結させていけるように丁寧に展開することを心がけました。結論の「水平は美しい」ということが、単に見た目のことだけではないことが伝わるように意識しました。

コース案内

高卒生・高3生
一般入試コース・推薦入試コース・留学生試験コース
木・金/17:30~20:30  日/9:00~16:00
週3日の実技+学科対策で確実に合格する
木曜日は主に小論文と鉛筆デッサンの対策を行い、金曜日は鉛筆での描写力特訓や文章表現のトレーニングを行います。日曜日は午前中に武蔵野美大の感覚テストなど、実際の試験の形式に沿った課題を制作して、午後には講評会を行います。
対象
武蔵野美術大学映像学科
日大芸術学部映画学科・写真学科・放送学科
東京造形大学デザイン学科映画専攻・アニメーション専攻・写真専攻
東京工芸大学映像学科・アニメーション学科・写真学科
など、各大学の映像メディア系学科、専攻
(*上記の大学の編入試験、大学院入試なども個別対応しています)

*推薦入試コースは12月までに行われる推薦入試、AO入試に対応します。
*留学生試験コースは各大学の留学生試験に対応します。

年間カリキュラム

  1学期 夏期講習会 2学期 冬期講習会 3学期・入試直前
イベント ●感覚テスト対策
●小論文対策
●映像鑑賞ゼミ
●一学期末(武蔵野美大型)コンクール
●映像制作(実写/アニメ/写真)ワークショップ
●ポートフォリオ制作
(*一部夏期講習で行う内容も含む)
●感覚テスト対策
●小論文対策
●描写力特訓
●文章表現特訓
●全国公開コンクール
●二学期末(各志望校別)コンクール
●武蔵野美大学科試験(国語・英語)ゼミ
●武蔵野美大・映像学科
(感覚テスト/小論文/デッサン)特訓
●日芸・映像系学科
(小論文/面接試験)特訓
●東京造形大・映像メディア系専攻
(構想表現/小論文/デッサン)特訓